税金や確定申告はどうすればいい?

株だけではないですが、利益を受け取った場合には税金は発生します。

株の初心者で、とくにサラリーマンなどは年末調整をしているから確定申告をしたことがないという人もいるのではないでしょうか。

これを機にしっかりと覚えましょう。

【株の利益にかかる税金】

株の売却益は所得となるため、所得税が発生します。

税率は20%となっており、取引口座が特定口座(源泉徴収あり)を選んでいる人のところには、実際の売却益が口座に入金されるときには既に源泉徴収されています。

もちろん配当金も所得となるため税金の対象となります。

税率や入金方法は売却益と同様です。

【確定申告の不必要について】

上記のように、特定口座(源泉徴収あり)を選んでいる人はすでに税金を納めているため、基本的には確定申告の必要はありません。

ただし、株で得た利益が年間20万円以下だった場合には、税金を払い過ぎている可能性があるため還付される可能性があります。

その場合は確定申告をした方がよいでしょう。

もし確定申告をしなかった場合は税金は戻ってこないため損をしてしまいますし、源泉徴収なしの特定口座を選んでいる人が確定申告をしなかったら追徴課税が課されるため、自分が確定申告が必要かどうかを調べる必要があります。

▼税理士のアドバイス・・・株で利益、「特定口座」利用なら確定申告は不要か

【損をした時こそ確定申告を】

通常、損をしてしまった時は確定申告をしても意味がないのでは?と初心者は考えがちですが、損をした時こそ確定申告を行うのが鉄則です。

複数の証券会社で株を保有している場合、「損益通算」という制度を使い利益と損益を相殺することができます。

例えば、A社で100万円の利益が出たのに、B社で100万円の損失が出れば相殺されるため利益は0円となるため税金はかかりません。

また、保有している株が全部マイナスだったという人も確定申告をしておきましょう。

損益通算の他にも「繰越控除」が適用されるため、翌年度に利益が出たとしても損失分が繰り越されるためその年に払う税金が少なく収まります。

ただし、3年を超えての繰越はできませんので注意しましょう。

【確定申告に必要な書類】

確定申告の方法は、一般に行われる確定申告のやり方と同じです。

ネット上で手続きができるe-tax(事前登録が必要)、国税庁のHPから書類をダウンロードして数字を入力してプリントアウトする方法、もし難しいということでしたら所轄の税務署で相談を受けながら申告の手続きができます。

必要な書類は源泉徴収票と証券会社から発行される「特定口座年間取引報告書」です。

納税は国民の義務なので、しっかりと行いましょう。