初心者が株の売買を始める前の準備

いよいよ投資を始めてみようと思った時に、資金はいくら必要なのでしょうか。

また、株取引の口座、売り時買い時など、株のお金にまつわる疑問は初心者にはつきものです。

しっかりと知識を蓄えてから投資に挑戦しましょう。

チャート

【投資を始める際の最低限の資金】

株式投資でしっかり稼ぎたい、という人はやはりそれなりの軍資金は必要になってきます。

ですが、初心者の中には年収が少ないゆえに株で稼ぎたいという人もいます。

投資資金の目安は年収で変わってきます。

例えば年収300万円程度の人だと、一般的には年収の1割程度が自由に使えるお金(余裕資金)とされています。

余裕資金は約30万円ですが、そのすべてを投資に回すわけにはいきません。

急な資金が必要なための貯金などに回す分も必要です。

それを考えると大体10~15万円が投資に回せるお金と考えてよいでしょう。

投資家のトレンドとして10万円以下で購入可能な「10万円株」を使いこなしている人が増えています。

軍資金が少ない人でも10万円以下の株を2種類購入し、ひとつを中長期型で保有し、もうひとつを効率よく売却して儲けを出すという方法もあります。

また10万円株は購入可能な銘柄も多く、1万円から始められるミニ株や単元未満株なども含まれます。

ただし、ミニ株などはそもそもの投資額が少ないため大きく利益を出すことは難しいでしょう。

やはりじっくりと株を楽しむのならば100万円株でしょう。

株が跳ね上がった時に売却をすれば大きなリターンを得ることができます。

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【口座開設~売買のポイント】

株を始めるとなったら、口座の開設が必要です。

口座は証券会社の窓口で開設するか、ネット証券の場合はインターネット上で手続きが可能です。

口座の開設には約1週間ほどかかりますが、ネット証券の場合は2~3日のところが多く、最短では即日というところもあります(ただし、営業日や時間帯によります)。

開設可能な口座には一般口座・特定口座(源泉徴収あり・なし)の3種類ありますが、初心者は確定申告が不要な特定口座(源泉徴収あり)を選ぶのがオススメです。

また、口座にも証券会社ごとに特徴があり、手数料が一定料金まで無料であったり、自社のショッピングに使えるポイントをもらえたり、メルマガで投資に関する有益な情報が送られたり、IPO(未公開株)の当選確率が上がるなどさまざまです。

その中でも、SBI証券・楽天証券・カブドットコム証券・松井証券はとくに人気です。

口座を開設したら、メルマガなどを駆使し、どの銘柄が買い時・売り時なのかを見極めましょう。

株の取引は少額からでもできるのか

今まで株の取引きは単元で行うということを説明してきましたが、そこまでの予算がなかったり、リスクを考えてできるだけ最初は少額から取引したいという初心者もいます。

少額で株を買うことはできないのでしょうか。

【1万円から投資は可能か】

ネットなどの広告を見ていると「1万円から投資ができる」というキャッチコピーの広告を見かける機会も多いと思います。

実は、ネット証券を中心に1万円からの少額投資を行っている証券会社があります。

一般的に「ミニ株」という名で知られていますが、商品名は証券会社により異なります。

もちろん銘柄によって、少額投資ができないところもあるので注意しましょう。

ミニ株の中でも人気の銘柄は、トヨタ自動車やソフトバンク・東レ・USENなどです。

大手企業でも気軽に投資ができるのは大きな魅力ですね。

【少額投資でも儲かるのか】

気になる手数料ですが、少額投資の場合も手数料は多少なりともかかります。

1回の取引に対して50~100円程度のところが多いですが、月の取引が10万円未満であれば手数料は無料という証券会社もあるので、いろいろホームページを見て検討しましょう。

初心者の場合、ミニ株だからといって気軽にあちこちの銘柄に手を出すと大損をしてしまう可能性があります。

少額だからこそ自分なりにルールを決めて投資を行いましょう。

例えば「月10万円以上は投資しない」「信用取引(信用度を利用して証券会社から貸付のようなかたちで投資を行うこと)をしない」「ロスカットのタイミングを決める」などです。

少額投資の場合はどうしても値動きの大きな銘柄はリスクが高いため、値動きが緩やかな銘柄を購入し、中長期的な目で投資を行うことになります。

ゆえに、短期間で爆発的に儲かるということはありませんし、そもそもの投資額が少ないため利益もそれなりになると考えたほうがよいでしょう。

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【ミニ株のサービスについて】

通常の株取引と比べてミニ株サービスの最大の利点は、単元未満株で買えるということです。

最低100株(1単元)よりも少ない株数で購入可能な銘柄で、証券会社の中には1株からでも可能というところがあります。

この場合1株が1万円以下でも購入可能です。

配当金や株主優待についてですが、基本的に株主優待はつかず株主総会に出席する権利もありません(ただし証券会社によっては抽選でもらえる場合もあります)。

配当金については、持ち株に応じた配当金は分配されるため株数が少なくても支払われます。